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新NISAの成長投資枠では、国内外の株式や投資信託に投資できます。多くの商品の中から選ぶ方法のポイントを解説するとともに、具体的な国内株式、米国株式、投資信託のおすすめ銘柄も紹介します。
目次
成長投資枠の特性を生かして国内株式に投資するには、次の4つのチェックポイントを満たす銘柄を選ぶと良いでしょう。
高配当株とは、高い配当金を出す銘柄のことです。参考になる目安としては、東証プライム全銘柄および東証スタンダード全銘柄の平均配当利回りがあり、約2%となっています(2024年1月時点)。よって2.5%を超えれば高配当銘柄と考えることができます。
株の配当金からは通常、約20%の税金が差し引かれます。しかし、新NISAではこの配当にかかる税金も非課税です。株式売却益のみならず配当金も非課税となりますので、配当金狙いの投資も通常口座よりNISA口座の方が有利です。高配当銘柄は各証券会社のスクリーニング機能などからもピックアップできます。
累進配当株とは、配当金を減らすことなく維持または増配している銘柄のことです。累進配当株は配当金が安定しているだけでなく、配当金の原資となる企業業績も安定成長する傾向にあります。
新NISAでは配当金も非課税となるため、累進配当株なら受け取る配当金も年々増える可能性があります。
累進配当株については日本経済新聞社が「日経累進高配当株指数」という指数を算出しています。この指数の構成銘柄は同社が選出した累進配当株であり、累進配当株に投資を検討する参考になります。具体的にはこちらの銘柄などがあります。
国内株式の売買は、原則100株単位(1単元)で行います。新NISAの成長投資枠は年間240万円までです。そのため1株1万円の株価の銘柄なら100株=100万円が必要となり、新NISAで買うには年間2銘柄しか購入できません。
その点、株価3000~4000円の銘柄なら年間6~7銘柄程度も購入が可能です。なお、成長投資枠では株式だけでなく投資信託にも投資できます。投資信託にも投資したい人はその分の金額枠を別途、残しておきましょう。
いくら配当が高い銘柄でも、赤字が継続しているなどの理由で株価下落が続く場合は最終的に売却する時に損失となってしまう可能性もあるでしょう。
国内株へ投資する時は、売上高・営業利益・当期純利益などの企業業績の確認が必須です。個別の年度だけでなく全体の推移も確認しましょう。そうすることで長期保有に値する銘柄かどうかの判断材料が得られます。
企業業績は各企業WebサイトのIR情報ページから決算情報等で確認できます。各ネット証券の銘柄ページにも業績推移などが掲載されているケースも多いため、そちらも参考にできます。
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上記①~④の選び方のポイントを満たす銘柄から、業種を分散しておすすめ厳選5銘柄を紹介します。
【おすすめ国内株の選定基準】
株価 | 4,381円 |
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配当利回り | 4.11% |
直近年間配当額 | 180円 |
事業内容 | 国内製薬最大手 |
国内製薬最大手企業かつ高い配当利回り、加えて40年超の累進配当を継続している点が魅力です。2024年3月期には1株当たり配当金188円に増配予定です。過去の大型M&Aの影響で負債が増加していましたが、一定の返済がなされ株主還元余力が生じています。
株価 | 1,028円 |
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配当利回り | 3.21% |
直近年間配当額 | 33円 |
事業内容 | 三菱UFJグループの国内リース大手企業 |
三菱UFJグループの国内リース大手企業で高い配当利回りがあります。加えて30年超の累進配当を継続している点が魅力です。2024年3月期は1株当たり配当金37円に増配予定です。買いやすい株価は初心者にもメリットでしょう。
株価 | 1,976円 |
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配当利回り | 2.76% |
直近年間配当額 | 44円 |
事業内容 | 自動車補修・車検部品の卸売企業 |
大阪本社の自動車部品の卸売商社です。2023年3月期売上高546億円、営業利益27億円の規模ながら、実質的に無借金経営です。連続増配期数が25期連続と国内全上場企業中2位となっており(出所:SPK株式会社)、今後も増配が期待できます。
株価 | 1,884円 |
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配当利回り | 4.78% |
直近年間配当額 | 90円 |
事業内容 | 国内住宅設備最大手 |
住宅設備の国内最大手ながら売上高の約3割が海外向けであり、海外にも一定の事業基盤を持つ企業です。高い配当利回りと、25年超の累進配当を継続している点が魅力です。
株価 | 1,864円 |
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配当利回り | 4.29% |
直近年間配当額 | 80円 |
事業内容 | 国内大手総合化学メーカー |
国内大手化学メーカーの1社でポリ塩化ビニルなどの分野ではアジア最大級の製造規模を持つ企業です。2023年3月期は売上高1兆円を突破しました。高い配当利回りと、14年超の累進配当を継続している点が魅力です。
上記で紹介した株よりも、もっと安い銘柄を買いたいという方もいるでしょう。最近は株式分割により株価が下がり、個人投資家にも買いやすくなった銘柄が増えています。下記の基準で厳選した3銘柄を紹介します。
【5万円以下おすすめ国内株の選定基準】
株価 | 191円 |
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配当利回り | 2.51% |
直近年間配当額 | 120円 |
事業内容 | NTTグループの持株会社 |
NTTグループの持株会社であり、傘下にはNTT東日本・西日本、NTTドコモなどがあります。国内時価総額ランキング第3位の時価総額ながら、比較的高い配当利回りが魅力です。
1単元当たりの投資額が低く、株式投資初心者向けの銘柄でもあります。2023年7月に1株→25株の株式分割を実施したため、買いやすくなりました。なお、上表の直近配当額については分割前の金額のため、分割後は年間5円と予定されています(2023年度)。
株価 | 448円 |
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配当利回り | 2.68% |
直近年間配当額 | 12円 |
事業内容 | 傘下に家電量販店ヤマダデンキを持つ持株会社 |
傘下に国内家電量販店首位のヤマダデンキを有しており、業績は安定しています。ヤマダデンキは家具大手の大塚家具を吸収合併するなど、新規事業分野への進出にも積極的です。手ごろな株価ながら、配当利回りも比較的高めです。
株価 | 490円 |
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配当利回り | 3.88% |
直近年間配当額 | 19円 |
事業内容 | 傘下にあかつき証券などを持つ持株会社 |
傘下のあかつき証券で証券事業を手掛けるのみならず、中古住宅や高齢者施設などへの事業投資も展開する企業です。セグメント利益としては直近の2022年3月期、2023年3月期いずれも不動産関連事業が証券関連事業を上回っています。少額から投資できるわりに、配当利回りが高めの銘柄です。
米国株にも多くの高配当銘柄が存在します。米国株へ投資するにも国内株と同様に基準を設けて銘柄をピックアップすべきです。下記3つのチェックポイントを満たす銘柄を選ぶと良いでしょう。
株主からの利益還元圧力の強い米国では、社内に必要以上の利益蓄積は行わず、配当や自社株買いで株主還元を行う企業が少なくありません。特に新規の設備投資がそれほど必要なく、業績が安定している企業にその傾向が見られます。
日本でも知られている銘柄としてはコカ・コーラ(61年連続増配)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(60年連続増配)、マクドナルド(48年連続増配)などが有名です。
国内銘柄は100株単位(1単元)からが投資単位ですが、米国株は1株から投資可能です。よって国内銘柄と比べて少額で投資できる銘柄が多いです。アップルは約200ドル、マイクロソフトは約400ドルなど有名銘柄でも数万円から投資できます(2024年1月時点)。
米国株へ投資したい場合も、国内株と同様に業績のチェックが必要です。直近の売上高や最終利益に加え、業績の推移をチェックしましょう。
米国株の業績は、米国株を取り扱うネット証券なら過去の業績推移や業績予想の一覧表などが提供されています。それらのサービスを利用すれば米国株の業績も確認しやすいでしょう。
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上記①~③を満たす銘柄から、リスク回避もできるよう業種を分散して3銘柄を厳選して紹介します。
おすすめ米国株の選定基準
ただし、注意点として新NISAで米国株を取り扱っていない証券会社もあります。詳細は以下の記事をご覧ください。
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株価 | 59.83ドル |
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配当利回り | 3.08% |
直近年間配当額 | 1.84ドル |
連続配当年数 | 61年 |
事業内容 | 世界最大の飲料メーカー |
世界最大の飲料メーカーで1892年創業の老舗企業です。コカ・コーラは米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が長期投資している銘柄として知られる存在です。
飲料水の原液を売るビジネスモデルで20%を超える営業利益率を維持しながら、世界最大手の飲料メーカーとして世界経済の成長とともに成長を維持しています。61年連続増配を行っており、株主還元に積極的。1株1万円以下で投資可能です。
株価 | 147.57ドル |
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配当利回り | 2.55% |
直近年間配当額 | 3.76ドル |
連続配当年数 | 67年 |
事業内容 | 米大手一般消費財メーカー |
P&Gブランドで世界的な一般消費財メーカーです。SK-Ⅱ、ジレット、アリエール、パンパースなど国内でも有名なブランド製品を多く展開し、生活必需品も数多く取り扱っています。
生活用品中心の商品構成のため景気変動に大きな影響を受けず、毎期着実に増収増益を続けています。67年連続増配を行っており、株主還元に積極的です。1株2万円程度で投資可能です。
株価 | 107.76ドル |
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配当利回り | 5.57% |
直近年間配当額 | 6.00ドル |
連続配当年数 | 65年 |
事業内容 | 米消費財コングロマリット企業 |
化学・電気素材メーカーを始めとする従業員9万人超のコングロマリット企業です。主に法人向け製品を出荷しており、高い技術力を有して革新的な製品を継続的に産み出す企業として知られています。家庭向け製品としてはポスト・イットなどが有名です。
業績も着実に拡大を続け、65年増配を行っており、株主還元に積極的です。1株2万円程度で投資可能です。
新NISAの成長投資枠では投資信託へも投資可能です。つみたて投資枠の対象銘柄(約200本)も選べますが、より多くの銘柄(約2000本)へも投資可能です。
ただし、銘柄を選ぶ時に何の基準もなく選ぶと損失のリスクが高まります。投資信託も投資商品ですので、一定の基準を設けて選ぶ必要があります。次の2つのチェックポイントで銘柄を選びましょう。
投資信託は個別株とは若干、銘柄選びの視点が異なります。投資信託を選ぶ際は、投資で「何を狙うか」を明確にしましょう。「高配当を狙いたい」「成長性で売却益を得たい」「分配金で安定収入を目指したい」など、目的によって銘柄の選び方は異なります。
多くの投資信託には、運用パフォーマンスの連動を目指す指数(ベンチマーク)があります。ベンチマークは高配当指数、成長株指数、特定国の株式市場全体の指数など多様です。
例えば高配当を目指したいなら、高配当指数への連動を目指す投資信託を選びましょう。成長性に期待するなら成長株関連の指数への連動を目指す投資信託や、成長が期待できる地域や国、産業に投資する投資信託を選びましょう。各投資信託のベンチマークなどを知ることでパフォーマンスの目安が分かり、目的に合った投資信託を選びやすくなります。
分配金が目的の場合は上記とは別の視点が必要で、分配頻度に注意しましょう。分配金は株式の配当金に似たもので、定期的な分配金がある投資信託も数多くあります。毎月、隔月、四半期、年1回など分配金の頻度は投資信託によって異なります。分配金の頻度が高い投資信託は、定期的な現金収入が得られるため人気の傾向にあります。
そのうち、シニアに人気の高い毎月分配型については新NISAの成長投資枠では対象外となっている点に注意しましょう。ただし、隔月分配型(2カ月に1回分配がある)の投資信託は成長投資枠の対象です。よって毎月分配型の代替として隔月型分配型に投資する選択肢があります。
高配当、成長性、分配金、それぞれを狙う個別銘柄の詳細は、後述のおすすめ投資信託9選をご覧ください。
上記で解説したいずれの目的でも、それぞれの投資信託の純資産総額を確認すべきです。純資産総額とは、投資信託の総資産額から運用に必要な費用を引いて残った資産のことで、投資信託の大きさを表します。
人気のある投資信託、投資パフォーマンスのよい投資信託には資金が流入し、規模が拡大します。一方、人気がない、パフォーマンスが悪い投資信託からは資金が流出して純資産総額は減少します。純資産総額が減少すると投資信託が途中で繰上償還となり、運用が終わってしまうリスクがあります。
前述のポイントから厳選した、「配当」「成長性」「分配金」それぞれの目的別におすすめの3銘柄、合計9銘柄を紹介します。
【おすすめ投資信託の選定基準】
<前提:一定程度の純資産総額がある>
おすすめする銘柄は成長投資枠でしか選べない投資信託から厳選しています。
ベンチマーク | S&P500配当貴族指数 |
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純資産総額 | 84.35億円 |
信託報酬 (年率・税込) |
0.605% |
組入上位銘柄 | PROSHARES S&P 500 DIVIDEND A(ETF)、TARGET (アメリカ小売業大手)、S&P GLOBAL INC(金融サービス業) |
主な取扱証券会社 | SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券 |
25年以上連続増配を行うアメリカの上場企業で、S&P 500に採用される優良大型株のパフォーマンスを測るS&P500配当貴族指数(配当込み・円換算ベース)との連動を目指す投資信託です。投資信託で手軽にアメリカの高配当銘柄に分散投資ができます。基準価格は着実な上昇が続いています。分配金がないため、長期の資産形成特化型の投資信託といえます。
ベンチマーク | S&P500配当貴族指数 |
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純資産総額 | 2,138.23億円 |
信託報酬 (年率・税込) |
0.55% |
組入上位銘柄 | TARGET (アメリカ小売業大手)、S&P GLOBAL INC(金融サービス業)、ECOLAB INC(水処理・衛生ソリューション提供業) |
主な取扱証券会社 | SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券 |
SMT米国株配当貴族インデックス・オープンと同じく、S&P500配当貴族指数(配当込み・円換算ベース)との連動を目指す投資信託です。分配利回りは1.61%(2024年1月時点)。米国の複数の高配当銘柄に投資でき、四半期に一度(年4回)分配があるため定期収入が得られます。ただし信託財産留保額が0.1%となっており、解約時に基準価格から差し引かれます。
ベンチマーク | S&P/JPX配当貴族指数 |
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純資産総額 | 30.39億円 |
信託報酬 (年率・税込) |
0.462% |
組入上位銘柄 | 三井金属鉱業(非鉄大手)、大和工業(電炉大手)、ENEOSホールディングス(国内石油元売り首位) |
主な取扱証券会社 | SBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券 |
東証株価指数(TOPIX)構成銘柄のうち、過去10年以上毎年増配または安定した配当を維持している銘柄を対象とするS&P/JPX 配当貴族指数(配当込み)との連動を目指す投資信託です。為替リスクのない日本株で複数の高配当銘柄に投資できます。
ベンチマーク | NASDAQ100指数 |
---|---|
純資産総額 | 999.10億円 |
信託報酬 (年率・税込) |
0.484% |
組入上位銘柄 | APPLE INC(アップル)、MICROSOFT CORP(マイクロソフト)、AMAZON.COM INC(アマゾン) |
主な取扱証券会社 | SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券 |
米国ナスダック市場に上場する金融セクター以外の銘柄のうち、流動性が高く時価総額の大きい上位100銘柄で構成されるNASDAQ100への連動を目指して運用される投資信託です。金融セクターを除くことでナスダック関連の指数の中でも、よりハイテク銘柄などに連動する指数となっています。アップルとマイクロソフトで約20%の組み入れ比率です。
ベンチマーク | ダウ・ジョーンズ工業株価平均 |
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純資産総額 | 13.19億円 |
信託報酬 (年率・税込) |
0.231% |
組入上位銘柄 | UNITEDHEALTH GROUP INC(医療保険・医療サービス提供)、MICROSOFT CORP(情報技術大手)、GOLDMAN SACHS GROUP INC(金融大手) |
主な取扱証券会社 | SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券 |
輸送および公共事業以外の全業種を網羅し、アメリカの優良企業30社のパフォーマンスを測定するダウ・ジョーンズ工業株価平均との連動を目指して運用される投資信託です。アメリカの選りすぐりの複数の優良株に投資できます。
ベンチマーク | ― |
---|---|
純資産総額 | 1,873.02億円 |
信託報酬 (年率・税込) |
1.1605% |
組入上位銘柄 | Power Finance Corporation(政府系金融サービス業)、Persistent Systems(ソフトウェア大手)、Max Financial Services(印大手民間生命保険会社の持株会社) |
主な取扱証券会社 | SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券 |
今後、経済成長が期待できるインドの中でも中型株式への投資に特化することで高いパフォーマンスを目指すファンドです。「R&Iファンド大賞 2023」において、優秀ファンド賞(投資信託/インド株式部門)に選出されるなど、インドの中型株式の投資信託として注目を集めているファンドです。ただし投資対象とする投資信託の運用管理費用を含めると、実質的な信託報酬は2.0505%。また信託財産留保額として解約時に0.3%が発生します。
ベンチマーク | ― |
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純資産総額 | 40.30億円 |
信託報酬 (年率・税込) |
1.265% |
組入上位銘柄 | MHAM海外債券マザーファンド、海外好配当株マザーファンド、MHAM日本債券マザーファンド |
主な取扱証券会社 | SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券 |
6つのマザーファンドへの投資を通じて異なる資産(国内・海外の公社債、株式、不動産投信)へ原則均等の配分で分散投資を行います。2カ月ごと(奇数月)の安定収益分配に加え、6カ月ごとに売買益等からの収益分配を目指すファンド。信託財産留保額として解約時に0.2%が発生します。
ベンチマーク | ― |
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純資産総額 | 1,508.24億円 |
信託報酬 (年率・税込) |
0.759% |
組入上位銘柄 | 為替フルヘッジ外国債券パッシブ・ファンド・マザーファンド、外国株式パッシブ・ファンド・マザーファンド、国内債券パッシブ・ファンド・マザーファンド |
主な取扱証券会社 | SBI証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券 |
国内外の8資産に分散投資を行い、中長期的に安定的なリターンの獲得を目指す投資信託。徹底した分散に加えて、基準価額の変動リスクを年率2%程度に抑えながら、市場下落局面でも負けにくい安定的な運用を目指しています。
ベンチマーク | ― |
---|---|
純資産総額 | 46.87億円 |
信託報酬 (年率・税込) |
0.627% |
組入上位銘柄 | ノムラ・マネージド・マスター・トラスト-グローバル・バランス・ファンド-デキュムレーティングクラス6 |
主な取扱証券会社 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券 |
ファンド・オブ・ファンズ方式(複数の投資信託に投資する方式)で国内外の株式、債券、REITの各指数に連動する投資成果を目指して運用されるETF(NEXT FUNDSシリーズなど)へ投資しています。目標分配率として年率6%程度を目指しています。同様に年3%程度の分配を目指す投資信託もあります。
注意点としては、目標の分配率を達成するためにファンドの純資産から取り崩して分配金を支払う場合もあること。その場合は、分配金支払後の純資産が減少し基準価格も下落します。運用コストとなる実質的な管理費用は1.45%、解約時には0.3%の信託財産留保額が差し引かれます。
新NISAで投資できる商品(銘柄)は各金融機関で異なります。銀行など、個別株の取り扱いがない金融機関もあります。これまでに紹介した銘柄が全て買えるのは、以下の証券会社です。
SBI証券の新NISAなら手数料無料で国内株式、投資信託、海外株式(米国株式)に投資可能です。よってコストを抑えて新NISAで投資ができます。
SBI証券の新NISA口座で購入できる投資信託は1,000銘柄以上あり、業界屈指の多さ。SBI証券なら希望する投資信託が見つかる可能性が高いといえるでしょう。
VポイントやPontaポイントなどでも投資できるといったポイント投資サービスも充実しており、ポイントを利用して楽しみながらの投資もできます。新NISA口座を開設するなら、SBI証券がおすすめです。
楽天証券の新NISAも手数料無料で国内株式、投資信託、海外株式(米国株式)に投資可能です。コストを抑えて新NISAで投資ができます。
楽天証券の新NISA口座で投資できる投資信託は1,000銘柄以上です。SBI証券と同様にラインアップが豊富で、多くの投資家のニーズに応えています。
楽天証券なら国内屈指のポイントサービスの楽天ポイントを利用して、国内株・国内投資信託に加えて米国株にも投資可能です。日ごろから楽天グループのサービスを利用する機会が多い方は、特に楽天証券の利用がおすすめです。
2024年からスタートした新NISAは、大きな制度改正の末に非常に使い勝手がよくなりました。成長投資枠では国内外の株式と投資信託に投資できますが、利益を上げるためには事前準備が重要です。年間240万円の成長投資枠を有効利用していきましょう。
いざ、NISAを始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持されている金融機関を、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。
SBI証券
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新NISA成長投資枠おすすめ銘柄20選【国内株・米国株・投資信託】
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